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屋上緑化の省エネ効果

屋上緑化で最も効果が見られるのは熱的効果です

夏と冬の土壌下の部分と、何もしていない屋上の表面温度を測ると大きな差が出ます。
特に夏の未緑化地の温度が60度近くにまで上がっているのに対し、緑化の部分は30度前後で安定しています。
このことは、土壌の断熱効果(熱伝導率は含水量により変化する)や、土壌に含まれる水の蒸発により熱が奪われたり、植物の蒸散作用、 緑陰による効果が相乗的に働き、自然がもたらす外断熱といえます。

防水について

屋上緑化はしっかりとした防水から

屋上緑化をする場合は、防水の種類によって、耐根対策や保護の方法が異なり、たとえ新築や防水改修を終えたばかりの建物であっても、そのままでは屋上緑化ができないこともあります。

種類 特徴 耐用年数 主に使われている場所
塩ビシート防水 住宅メーカーの鉄骨系住宅に多く採用されています。 厚さ2mm、幅1mの防水シートを溶剤や熱で溶着し、屋上全面に防水層を形成する。鉄骨や木造の戸建住宅によく採用されます。屋上緑化をする場合は、露出工法が一般的なため、施工中の損傷を防ぐ保護シートを施します。 13年 鉄骨造、木造の建築物の屋上・ベランダ
アスファルト防水 幅1mのアスファルトルーフィングを溶かしたアスファルトで接着、この作業を2~3回繰り返し、厚さ8~10mmの防水層を形成します。RC造やSRC造によく採用されます。屋上緑化をする場合は、植物の根の進入を防ぐために防根シートを施します。 17年 木造、鉄骨造の建築物のバルコニー・ベランダ
FRP防水 主として液状の不飽和ポリエステル樹脂にガラスマットなどの補強材一緒に塗りこんだ防水層。防水の厚さは2mm程度で、表面に耐候性を確保するためにトップコート塗装がされている。硬質で耐衝撃性が高く、耐根性もある防水です。 10年 木造、鉄骨造の建築物のバルコニー・ベランダ
ウレタン塗膜防水 ポリウレタンを主成分とした防水材で、防水層の厚さは2~3mmです。表面にグレーやグリーンのカラートップコート塗装がされています。その施工性から、改修用防水層としてよく採用されますが、芝生など全面的な屋上緑化には適していません。 10年 鉄筋コンクリート造・鉄筋鉄骨コンクリート造の屋上

荷重について

屋上緑化をするには、建物の積載荷重条件をよく把握し、軽量土壌や屋上緑化基盤システムによる軽量化を行います。

積載荷重について

okujyo_ryokuka建物に積載できる荷重には限りがあります。積載荷重条件を無視して、大きな荷重のかかる緑化を行うことはできません。
建築基準法では、一般的な住宅建築で人が立ち入れる屋上・バルコニーは、床の積載荷重が180kgf/m2、地震力が60kgf/m2で構造計算することとされています。
建物によっては、荷重設定を多くしている場合もあるため、設計士や工務店、ハウスメーカーに確認し、その建物にあった緑化計画を立てることをおすすめします。

 

屋上緑化施工例